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姿勢

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姿勢

姿勢の悪さは、骨格バランスの崩れへと変化します。

私たち人間は二足歩行で生活するにあたり、重力を分散させ一部の関節や筋肉だけに負担が集中しないような体型に進化してきました。

頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯し、横から見ると緩やかなS字カーブを描くことで絶妙なバランスをとっています。

ところが、生活の中で繰り返される体の使い方の癖で、一部の筋肉や関節だけに負荷がかかって疲労してきたり、運動不足や加齢による筋肉や骨の衰えなどで、そのバランスが崩れてきます。

その骨格の崩れに対して、何も解決策を取らず放置すると、やがて関節の変形や痛みを発症してきます。

正しい姿勢について

正しい姿勢とは、耳の穴、肩(肩峰)、大転子(ももの骨の上部)、膝(膝蓋骨後面)、くるぶし(外踝前方)が、一直線上にあり、左右対象になっている状態です。

背骨は、頚椎は前腕、胸椎は後弯、腰椎は前腕し、横から見ると緩やかな S字カーブになっていて、この弯曲があることで身体はバランスを保っています。

よく「骨盤が崩れてます」とか「姿勢が崩れています」とか言われますが、この骨格の配列がずれてきてしまうと、背中が丸くなって頭が前方に突出し、首や肩に負担がかかってしまったり、腰が反ってくることによって腰に負担がかかってきて腰痛になってきてしまうなど様々な姿勢不良により痛みやこりなどの原因になっていきます。

骨盤のバランスは、上前腸骨棘 (ASIA)と上後腸骨棘(PSIS) の高さが指が1~2本分の上後腸骨棘(PSIS)の方が上になります。

骨盤のバランスが崩れ、骨盤が後ろに倒れていたり(後傾)、前に倒れていたり(前傾)してしまうと、筋肉のバランスも悪くなっていきます。

筋のアンバランス

骨盤前傾

骨盤前傾の場合では、股関節の屈曲筋・体幹の伸展筋の緊張(硬縮)が起こり、股関節の伸展筋・体幹の屈曲筋の機能低下(筋力低下)が考えられます。

緊張筋(硬縮筋)・・・大腿直筋、腸腰筋、脊柱起立筋など

低機能筋(筋力低下)・・・ハムストリングス、殿筋群、腹筋群など

骨盤後傾

骨盤後傾の場合では、前傾と反対になります。
股関節の伸展筋・体幹の屈曲筋の緊張(硬縮)が起こり、股関節の屈曲筋・体幹の伸展筋の機能低下(筋力低下)が考えられます。

緊張筋(硬縮筋)・・・ハムストリングス、殿筋群、腹筋群など

低機能筋(筋力低下)・・・大腿直筋、腸腰筋、脊柱起立筋など

 

というような、筋肉の緊張(硬縮)、機能低下(筋力低下)が起き、疼痛や疲労の原因になります。

まずは、どのような状態なのかを把握し、対処の仕方を知るだけでも、改善や予防につながります。

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